廃園蒐集家魔女と聖なる夜の箱庭

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    はい、土下座いたします!半年残ってるどころの話じゃありませんでした!

    上半期のダメージは下半期前半で回復するわけもなかったよ〜。

    ほんとうにすみません……するする詐欺ばかりで……。

     

    改めまして。

    Liberte Expositionではありがとうございました。

    すべてのお人形さんがお迎えしていただき、本当に嬉しいです……。

    今年はほとんど活動していなかったのにも関わらず、感謝しかありません。本当にありがとうございました。

    搬入のお手伝いをさせていただきましたが、作家様方の力作を間近で見られて感無量でした。

    主催のEtoile Scarlettさんにも本当にお世話になりました。

    あと差し入れにいただいたヤドリギに個人的にすごく感動しました。

    こんな宝石みたいな実を結ぶとは……。

     

    初日はLunarheavenlyさんたちにもお会い出来て、実演を見られて幸運でした。

    こんな細かいことは無理だあぁーと思わせられましたね。

    糸の魔法ってこういうものなんだろうかーと思いました。素敵でした。

     

     

     

    今回のリベルテでの『廃園蒐集家魔女と聖なる夜の箱庭』の詩編を載せたいと思います。

    お時間ある方はご覧になっていただけると幸いです。

     

    『廃園蒐集家魔女と聖なる夜の箱庭』は、2016年の夏に個展させていただいた

    『妖精蒐集家令嬢と真夏の夜の箱庭』の続きになります。

    自分の中でこの何かを『蒐集する人』の物語が幾つかあるので、これからも時折作ると思います。

    次くらいからはフォトブック的なのにまとめようかなとも考えています。

    (今回も前回も時間がなくて、まともな写真がないのですみません…)

    『生きようとするのを終わらせる花が、

     死んでいこうとする樹々が、

     ほとんど息をしていない世界が、

     それでもぎりぎりで微かに生きてしまうしかない廃園が、魔女の箱庭。

     聖なる夜に誰かが生まれて、誰かを愛して、誰かは星になるのなら、

     魔女だけは何もしないでいるのでしょう。

     

     何も想わないという最上の魔法で』

     

    ↑少し大きめのドールでした。廃園を蒐集する魔女です。

    リバティプリント生地を使用しています。金と黒の組み合わせが好きです。

    首からぶら下げているのは蒐集した廃園のイメージで。

     

    以下小さなドールたちが蒐集した廃園の少女たちになります。

    (写真まともなのなくてすみません…。一部お借りしてます)

    廃園少女たちは全て、『クリスマスという日の廃園の少女』をテーマにしています。

    最初に詩があって、そこから人形を作りました。

     

    『クリスマスは好きな人と過ごすものよ、と思わず答えてしまったあと、

     じゃあ一人でいるひとは誰からも好かれていないということ?

     と自問したあと、廃園で立ち尽くした。

     

     好きが愛してるということなら、ヒイラギを胸に深々と突き刺してしまいたくなる。

     わたしはいつから、こんなことを言う少女に成り果ててしまったのか』

     

     

    『死んでしまったら星になるのだというのなら、

     今夜は世界で一番うつくしい棺が

     ひしめき合う夜だった。

     流れて燃え尽きていく棺の一つに

     わたしは願いごとをする。

     

     いつかあなたと結ばれて星座になりたかったけど、

     わたしはもう、星にはなりたくない』

     

    『女の子は女の子にしか救えないことがあるよ、と君が歌った。

     

     朽ち果てた花びらを掻き集めて

     どうにか作ったはずの香水に溺れたときに、

     これがそういうことなんだって理解する。

     

     ちぎってきた花びらの枚数分、わたしは女の子になれたのだ。

     (けれど君の満開の花が羨ましい)』

     

    『雪の降る音に混じって、廃園の片隅に、

     少しだけ錆びた聖歌の音色までほんとうは聴こえていたの。

     ええ、ほんとうに聴こえていたの。

     たぶん二千十何年ぶりくらいに聴こえてきたの。

     

     だから一生、それを覚えていようとしたの。

     

     わたしのことを好きなままでいてくれてありがとう。

     わたしは別にそれで、

     もう幸せになったりはしないのだけど』

     

    『くるみ割り人形が金平糖に甘く消えたあとのこと。

     どうして戻ってきてしまったのか、とは思わなかった。

     きっと大人になってもう一度行くことが出来て、

     そうであるからこそ、このクリスマスはほんものでほんとうだと信じていた。

     

     うつくしいおとぎ話と音楽が、

     わたしの聖なる夜を裏切ることはありえないと想っていた。

     

     想い続けて大人になったとき、

     わたしにくるみ割り人形は残っていたと思いますか?』

     

    『こんなことはありきたりなのだろうけど、

     ずうっと君だけを好きでいたかったな。

     

     それでそのまま息絶えたかった。

     

     もうこの廃園の雪の上に

     跡を残せる爪先さえも、

     わたしは持たない』

     

    『君の廃園の氷の中にわたしが泳いでいたときがあったでしょう?

     君だけが世界で唯一、昨日も明日も大好きで、

     他には何もいらなくて、

     君以外何もいらなかった頃。

     そう想うたびにぱらぱらと鱗が剥がれていって、

     歌声が掠れていって、

     それでもわたしは濁っても、頑なに氷の中にいたかった。

     

     今、廃園の氷の中に泳いでいるわたしは、

     いつのわたしですか?

     透きとおっているのでしょうか?』

     

    以上です。二体が人魚型、一体が獣耳と尻尾あり、でした。

    総じて廃園少女です。一体一体に名前はつけておりません。

     

    今回は廃園がテーマでしたが、ajicoさんにデザインしてもらったゲルトナー(庭師)ちゃんの存在が大きいです。

    本当は今年元気だったら、個展あるいは通販で庭園と廃園を関連付けて作品を作る予定でした。

    『魔女の残した君の森』から続く感じで……またいつかまとめられたらいいなと思います。

     

    『庭師の少女が愛した庭園は、名前も知らない花が確かに咲いていた。

     冬に想った草花の魂は、少女の手から春まで届く。

     その種は、いつか君の森にさえも。

     眠りについた妖精の夢にさえも』

     

    『クリスマスキャロル』

    限定品だったので展示の関係上もあり、詩編はつけていなかったのですが、

    限定品のお題を聞いたときに自分の中では最初から眠っている子だ!

    白くてキラキラの子にしよう!と決めました。

    (だから廃園蒐集家の魔女は対になる黒い子になりました)

     

    『神様はお気に召してくださるかしら。

     ずっとずっと幸福の王女のまま、わたしがあげられるものは何だって。

     最も尊きもの二つ。廃園だからこそそれがある。

     想うという魔法、それから想わないという魔法』

    ……という走り書きのメモがあります。

    そんな感じで自分の中では繋がっているのですが。

    もし何か思うことがあってくださるなら幸いであります。

     

     

    お付き合いくださいましてありがとうございます。

    また頭の中の世界を形にしていきたいです。

    来年の予定は!

    何も、ないです!

    諸事情で長時間外出や外泊が当面無理なので、関西圏でもイベントがなかなか……

    なので、来年こそは通販ちゃんとするなり何なりしたいです。いや、せめて通販したいですね…。詐欺すぎる…。

    その前にもう少しだけ元気になっておきたいのですが。

    御心配おかけしましたが、一時期32キロまで落ちていた体重も元にもどりました。

    このまま落ちた筋力や脂肪を取り戻して、体力もつけて越冬したい所存です。

     

    またお誘いを受けたらイベントは参加するかもしれませんが現段階では何とも言えません。すみません。

    早め早めにお知らせしていけたらと思います…いつも本当にすみません…。

    もうすみませんしか言えない……。

    Twitterが一番早いお知らせ場所だと思いますので、たまに覗いてくださると嬉しいです。

    よろしくおねがいします。

     

     

    えみんこ

     

     

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